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寄生獣

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あらすじ…
海辺に漂着した小さな寄生生物、パラサイト。
彼らは人間に寄生しては宿主に擬態し、ほかの人間を食料としてむさぼっていく。
そのうちの1匹が至って普通の高校生・泉新一(染谷将太)に寄生するが、脳を乗っ取ることができずに右手に宿る。
自身の肉体にパラサイトが寄生して驚がくする新一だったが、彼をミギーと呼んで共生するうちに奇妙な絆を育むように。
やがて、彼の通う高校に教師・田宮良子(深津絵里)に寄生したパラサイトやって来る。
それを発端にほかのパラサイトが次々と出現し、新一とミギーに襲い掛かる。

私は原作の漫画「寄生獣」を所有し何度も読み返す好きな作品なので、
この実写版が物語部分とグロイ部分をどこまで再現しているのか凄く興味があった。
確実にR指定となり映倫に合格できるわけがないと思う程に原作は人間をぶった切るシーン満載なんで
100%は無理と言えど実写化に挑戦した監督には素直に拍手を送りたい。

ただ視聴した感想は原作の重要部分を骨抜きにして寄生獣「ミギー」の本質的な怖さも表現することはできておらず、
完全にお友達感覚で話が進行していくのには閉口した。
※原作ではミギーはもっと厳しく残忍

自分の右腕が食べられて、その右腕が寄生獣として互いに補完しあう形となるまでの話が
あまりにも簡単に説明されてしまうことに違和感大な訳です。普通正気ではいられないはずです。

主人公の泉新一が初めて寄生獣が人間を捕食している場面に出くわす所も至って冷静で、
原作を読んでいる人にとっては残念としか言いようがないんですね。
※原作での新一はオドオドして恐怖する様がリアルに描かれている

キャストも主人公の新一を演じている人は正直下手だなーと感じましたが、
母親役と深津絵里は合格点をあげてもいいと思う演技でした。
ミギーや寄生獣に関しては頑張ってはいるものの、もぅ少し刃物の金属感をリアルに表現してほしかったな…じゃなきゃ怖くないですもん。

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※寄生獣と化した母親と出くわした新一は現実を受け止められず敗れ死線を彷徨うも
ミギーの機転に助けられ復活。ミギーの細胞が体中に血液として廻ったことから
人間離れした力を新一自身が身に付けることになる。
これ以降、新一の髪型や言動でまるで生まれ変わったようになる新一の様子を原作では
上手く語られてるんですがここも今作では弱い。死猫の場面もいまいちリアリティーに欠ける。


この映画を観る前から前篇・後編に分かれていることは知っていたので物語のひとつの山場である母親との対決までを前篇、
その後の部分は後編で語られると思うんですが「寄生獣」を実写化するには3部作にしてもっとシナリオ部分を
丁寧に描いた方が良かったんじゃないかと思います。

たしか「21世紀少年」が3部作だった気がしますが「寄生獣」を2部作で語るには時間的に無理がありすぎです。

この作品、初見さんは映画観て面白いとなり、その後「原作」読んで映画に幻滅し、
私等原作を読んでいて映画を観た人も幻滅する…楽しめる瞬間は完全な初見さんだけですね。

今回は好きな「寄生獣」だけに辛口になってしまいましたが65点にしておきます。
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